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工場内観

プロジェクトストーリー

レトルト事業の開始。
短期間でのライン設計。

このプロジェクトのメンバー

  • M.Okubo M.Daihisa

レトルト事業開始に伴った生産ラインの増設

  • 改善案
    2020年11月下旬新たにレトルト事業の開始が決定され、2021年7月の運用に向け、ライン設計の話が進んでいきました。 生産時期が7月と決まっていたため、そこから逆算して計画を立てると、場所決めやラインの配置などを決める期間はわずか2カ月しか残っておらず、短い期間の中でより良いライン設計を考案する日々に追われました。

冷凍食品部で学んだ知識を反映

  • 改善案
    私が任された仕事は、レトルト生産に関わる生産場所、設備選定、ライン設計、管理業務全てに対してです。 レトルト事業に関して担当するのは始めてで、レイアウトを描いては毎日変更していくという作業を何度も繰り返しました。 ただ、レトルトに関する知識はなくとも、当時勤務していた冷凍食品部で得た包装関係の知識が使えるかもしれないと思い、プライベートでも他社のレトルト食品の包装研究をし、知識を活かせられるよう検討しました。

作業担当者が楽しく作業できる環境を

新事業のプロジェクトを担当するにあたり「現場作業者への負担軽減」、「安心、安全な生産管理にあわせたライン設計」は強く意識しました。 というのも、作業者が楽しく作業できると心に余裕が生まれ、心に余裕が生まれると良い商品を作ることができるというのが私の考えです。楽しく作業できるという要因は他にも多くあると思いますが、その中でも「作業の負担を軽減し、安心した生産管理を行えるようにする」という私が提供できる環境はとにかくこだわり、ギリギリまで悩み、考えました。 その後イメージ通りの環境ができ上がりましたが、現場を動かしてから見える問題というのもあるため、状況に合わせてより良い環境を作れるよう改善しています。

実現に必要なのは「現場経験」と「協力」

  • 改善案
    2カ月間という短い期間の中進めてきたプロジェクトですが、実現には「現場経験」と「協力」が重要だったと実感しています。 他部署からの支援や、機械メーカー・製造関係者の協力が無ければ短期間で成し遂げる事はおそらくできていませんでした。

今回のプロジェクトを通して得られたものとは?

大久さんインタビューの様子

今までは既存ラインの改善対応を多く経験させて頂きました。全く生産方法の異なる生産技術習得、ライン設計に携わる経験ができたことで、考え方、見方が大きく広がる事に繋がりました。 今後の目標は、生産管理の軽減化へ取組みたいと考えております。 その中で、社員皆さんがやりがいを感じて頂ける様、知識や経験を継承したいと考えております。

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